2024年の振り返り(本業とか副業とか)
そろそろ2024年も終わるので、2024年の振り返りをしていきたいと思います
2024年の振り返り
仕事(本業)
新卒で入社した会社に5年半勤めています。5年も経つと色々な所に首を突っ込んで進められるようになって、一人で物事を始める力はついてきたのかなと思っています。
2024年前半では、WebRTC Observability機能の商用開発が完了しました。これは自身のデータサイエンティスト・機械学習エンジニアとしてのバックグラウンドも活かしたもので、WebRTC*データの両方の知識が必要なプロダクトです。海外も含めた全世界で見るとそこまで珍しいものではないですが、サービスの基盤として必要なものだと思っているので、形にすることが出来て満足しています。
基盤を活かせるかどうかはこれからの動き次第なので、ビジネス的な成功に繋げていきたいと思います。
この機能についてはSRE NEXT 2024で登壇も行いました。
発表を聞いて下さった方からは、『SRE NEXT 2024のテーマである「Beyond SRE」を強く感じた』というコメントも頂くことができて嬉しかったです。
WebRTC Observabilityサービスを開発した後は、R&Dチームに戻りました。
R&Dチームでは、Media over QUIC Transportのプロトコル実装をOSS化し、IETFの相互接続試験にも参加できるようになりました。
プロトコルの仕様は数ヶ月で更新されるのですが、version-01については手元で他の実装との疎通を確認し、version-06については同僚にIETFのhackathonに参加してもらい、より多くの割合で疎通を確認することが出来ました。
IETF hackathonへの参加はチームとしては初の試みでしたが、関係性の構築なども含めて同僚の方に頑張って頂いたので、今後はこの関係性なども活かして標準化への貢献を目指していきたいと思います。Media over QUIC Transportという技術については議論が山積みなので、普及まではまだまだ時間がかかりそうですが、リアルタイムなメディア通信の技術の延長線にある技術であることは間違いないので、MoQTを普及させる一助になれればと思います。「目指せMoQTエヴァンジェリスト」です。
Media over QUIC Transportについては「MoQとか勉強会」で登壇したり、LTで発表したりもしました。
また、このプロトコル実装はRust*WebAssemblyで書いてあるのですが、どちらも触ったことがない技術だったので、非常に苦労しながら実装を進めました。
実装を開始してから1年弱が経ちましたが、Rustにはかなり慣れてきました。C++などの言語も触ったことがないので、Rustの素晴らしさをまだあまり実感できていないですが、マルチスレッドプログラミングとかをやるときにバグを見つけやすかったりとかの利点はあるのかな〜と感じ始めています。やはりある程度コンパイラが保証してくれるのは助かります。
一方で、習熟できていないRustを使っているが故に実装スピードはあまり出ていないので、Rustの言語仕様の理解はもっと進めていく必要がありそうです。
RustとMoQTの理解を深めるために色々なイベントで発表もしました。
Rust.Tokyo 2024では「Rustでマルチスレッドプログラミング! リアルタイム通信ではどのようにスレッドを立てるのか」というタイトルで登壇しました。
セッションは100人以上?の方に聞いて頂き、「わかりやすい」という感想が多くて良かったです。イベント登壇の時は「死ぬほどわかりやすい」を目標にしているので、このような感想が多いと達成感があります。
R&Dチームとしては「プロダクト価値が高いものを高い専門性で実現する」ことを実現していきたいので、他にも色々と研究をしています。
来年もプロダクト価値を高めるような機能を追加していけたらと思っています。
仕事(副業1)
自分の可能性を広げるために色々と副業をしていたりはするのですが、今年に入ってから新しく副業を始めました。役割はMLOpsで、データをいい感じに管理するためのツールを開発しています。
この副業は、2024年頭辺りに転職活動をしていた頃にご縁があって始めさせて頂きました。
ライブラリのリプレイスやリファクタリングをしたりなど、「コーダー」としての技術力を高められているなと感じます。要件定義には関わらないので、良い意味で技術に集中できています。
完全にフルリモートでMTGもないので、出来るだけ非同期コミュニケーションでコトが済むように普段よりも綿密な仕様理解をする必要があり、ライブラリの中身やコードを読む時間が多いです。
とりあえず1年間は契約更新はして頂けそうで、また少し自信がつきました。
仕事(副業2)
大学時代に機械学習エンジニアとして始めさせて頂いた副業で、6年くらいお世話になっています。
今までモデルのチューニングをカリカリとやったり、画面設計したり、プロダクト価値の検討を手伝わせて頂いたりしました。
扱っているドメインは書籍に関するもので、6年通してドメイン知識も深まってきましたが、プロダクトとしてどう提供していくのかは課題としてあり、頭を悩ませ続けています。
また、6年間ツギハギしてきたコードは設計に関しての課題もあり、こちらも頭を悩ませ続けていますが、未だに正解が見えていません。
ソフトウェア設計や綺麗なコードの書き方については今まで以上に勉強しなければならないので、来年はもう少し頑張りたいと思っています。
転職活動
2024年の頭は、転職活動をやってみました。今の環境に大きな不満があるという訳ではなく、定期的に社外を見ることはとても価値がありますし、バシッとマッチする会社が見つかったら転職するのもアリだなと思っています。(たまにカジュアル面談受けるくらいは今までもしていた)
実際に転職活動をやってみて、イケイケのベンチャー企業の1社からは内定を頂くことができ、1社では副業も始めることができました。
どちらもMLOpsの職種で、やはりMLOpsやデータを扱う職業は需要が高いのだなと感じました。本業で扱っている技術がWebRTCということもあり、僕のスキルセットではデータ寄りの方がオファーしやすいのかもしれません。
色々相談した結果、まだ転職するのは早いなと感じて転職は辞めたのですが、別の生き方も良いなと感じました。
転職活動をしていて「良さそうに感じる」企業は結構あるのですが、一方で「ここしかない」と感じて転職するのは難しいなと思っています。何度か面接を受けさせて頂いても雰囲気を掴み切れない部分はどうしてもあり、今の環境にそれなりに満足してしまっていると転職に踏み切るのは難しいです。
(採用活動って難しいんだろうなと感じるところでもあります)
副業から始められると良さそうですが、企業として大きくなればなるほど正社員重視になる気がするのでなかなか難しいですね。
今後の仕事について
本業でIETF hackathonに参加する機会がありそうなので、英語に力を入れていきたいなと思っています。
2023年6月に、海外のWebRTC系のカンファレンスに参加した事があるのですが、交流重視なイベントであることもあって、英会話の出来なさに悔しさを感じました。このままだと次のイベントでも同じ悔しさを味わうことになりそうなので、頑張っていきたいです。
とはいえ、9月にスタディサプリ パーソナルコーチングプランに登録してTOEICの勉強から始めたのですが、3ヶ月間で90時間程度しか勉強することが出来ませんでした。(しかも3ヶ月目はほとんどやっていない)
本業・副業に加えて英語の勉強を習慣化するのはかなり困難な道になりそうです。運動不足で体調が悪くなることも多いので、時間の管理をするスキルを高めていきたいです。
プライベート
11月に川崎から下北沢に引っ越しました。
引っ越してからすぐということもあるのですが、超楽しいです。飲食店やカフェが多いので外出が増えましたし、渋谷も代々木も自転車で15分で行けるので自転車に乗る時間も増えて健康的なメリットもありました。
この記事も、朝にカレー食べて、代々木公園でコーヒー飲みながら散歩した後にカフェで書いています。幸福感あります。
仕事はフルリモートなので地方に住んだりも可能なのですが、都心が楽しいので今後も都心を転々としたいなと思っています。
また、社会人になってから遊べる友人が徐々に減ってきたことに最近気付きました。大学でそれなりに遊んだのでもう十分かなと思っていたのですが、何か対策を打つ必要がありそうです。
知らない人と仲良くなるのが得意ではないので、これからもここで苦しみそうなのが少し憂鬱です。
来年の目標
仕事で楽しい事が多い年だったので、仕事で大きく改善したいところはあまりないのですが、コミュニケーションは頑張らないとなと思います。(英語で話すのも結局はコミュニケーション能力が全てみたいなところがあり)